婚約指輪について

婚約に関わるグッズといえば結婚指輪もそうですが、最大のものはやはり、婚約指輪です。昔からの結納の形式が簡略、もしくは省略されてきている現在では、婚約指輪を送ることが婚約と同じ意味になっています。昔からの結納の場合、贈る品物には、地方によって違いがありました。関東では、

  1. アワビや鰹節
  2. スルメ
  3. 昆布
  4. 白い麻の繊維
  5. 白い扇
  6. 酒樽

などに、結納金を準備しました。一方関西では、アワビを使いますが、これに鶴の水引をつけたものを準備します。扇も、亀の水引をつけました。他はスルメや昆布は同じですが、鰹節の変わりにそれに代わるお金、酒樽の変わりに相応のお金を準備します。そして関西でもうひとつ忘れてならないのが、婚約指輪です。昔から関西では、婚約指輪を贈る風習があったのですね。結納品は、言ってみれば昔からの婚約グッズです。このような慣わしは、大切にしたいものです。

とは言っても、現在、このような結納を行なう場合は、ごく少数でしょう。代わりに婚約式として、両家の家族がそろって食事をしたり、婚約指輪と婚約証書を交わしたりすることが主流になってきています。結納品のように、たくさんの婚約グッズを揃えて高額になってしまうというよりも、大事なグッズである婚約指輪だけをそろえ、他は両家が今後親族になっていく第一歩となることが大切という考えからなのでしょう。でもやはり、婚約といえば最も重大なグッズが婚約指輪というのは、今も昔も変わらないということですね。

ダイヤモンドの婚約指輪

婚約指輪といえば、よく「お給料の3か月分の値段がするもの」と言われていました。実際には、給料の3か月分も支払うことなんて出来ないというのが、世の男性方の本音でしょう。給料の3か月分といわれるのは、そもそもCMのキャッチコピーでした。婚約指輪の定番はダイヤモンドですが、有名なダイヤモンド会社のデビアスが、婚約指輪にダイヤモンドを贈るために作ったものだったのです。それがいつの間にか浸透してしまい、婚約指輪は給料3か月分と言われるようになりました。

ダイアモンド現在では、某結婚情報誌が調べたアンケートによると、婚約指輪の平均相場は30万円〜40万円とのことです。これが、ティファニーやカルティエといった有名ブランドのものになると、100万円を超えるものとなっていきます。有名ブランドではなくても、ダイヤモンドを大きなものにしたり、質の高いものにしたりすれば、値段は高額になっていきます。

そう考えてみると、給料3か月分とはいかなくても、やはり婚約指輪は男性にとっては大きな出費となるグッズであることは間違いありません。大切な婚約グッズであるとともに、高価な婚約グッズとなる婚約指輪ですから、二人の気に入るものにしたいものです。

婚約指輪に誕生石

また、婚約指輪に誕生石を贈るというのも、良いかもしれません。ダイヤモンドほど高額にならなくても、大切な気持ちを込めた形として婚約を記すグッズにふさわしいものでしょう。婚約指輪にダイヤモンドが用いられるのは、ダイヤモンドは固い宝石なので、それが二人のその後の絆を固く結ぶことを表し、またその無色透明なところが、穢れを知らない無垢なままを示しているためで、婚約という出来事にふさわしいグッズだったからです。

一方ヨーロッパでは、誕生石は、二人の婚約という幸せを妬むものから身を守ることが出来るお守りであり、また自分の誕生石を身につけていると幸運を呼び込むことが出来るものでもあると言われています。ですから、婚約指輪に誕生石をあしらうことは、素敵な婚約グッズのひとつといえるのです。これなら出産祝いにプレゼントしても喜ばれますね。また男性にとっては喜ばしいことに、誕生石は、石の種類によりますが、ダイヤモンドほど高価にはなりません。誕生石の婚約指輪は、心も込められる上にお財布にも優しいものにできます。彼女がどの誕生石か、そのいわれや意味などを知っておけば、さらに婚約にふさわしいグッズにすることが出来るでしょう。ショップの店員さんに尋ねれば、教えてくれます。

これからの二人のためのグッズのうち、婚約指輪は最初のものです。そんな思いを込めて、大切に選び、身につけたり保存したりしたいものですね。